藤沢市の専門家が解説!むち打ちの治療期間・後遺症を防ぐ方法を解説

首は前後に大きく動くことができるため、衝撃を受けやすい特徴があります。そのため、交通事故ではむち打ちが最も多いケガになります。

追突事故やバイク事故なども含め、あらゆる状況で首はダメージを受けやすいので、むち打ちを発症した場合は必ず徹底した治療が必要です。

このとき、「どれくらいでむち打ちが治るのか?」という疑問を抱く人が多いです。そこで今回は、むち打ちを改善させるために必要な治療期間について解説していきます。

むち打ちの治療期間は重症度によって大きく変わる

一言に「むち打ち」と言っても症状は大きく異なります。

例えば、「車で停車中に後方から追突された」という場合と、「バイクで走行中に車と衝突して転倒した」という場合では、身体に受けるダメージが違います。

このように、まずは事故発生状況をもとにむち打ちの重症度を想定していきます。ただ、同じような事故でも重症度が違うことはよくあります。そこで、当院では以下の項目を参考にしています。

①事故発生時の姿勢

②衝突したときにスピード

とくに①は重要です。同じ追突事故の被害者であっても「真っ直ぐ前を見ていた状態」「助手席の人と会話をするため左を向いていた場合」などの状況で症状は変わります。

また、②は衝撃の大きさを測るのに重要な資料になるので、私が問診する際は必ず被害者の方に聞いています。

このようなことから、「どのような体勢で」「どれくらいの衝撃を受けたか」によって重症度が決まると思っていいです。

むち打ちの平均治療期間

具体的なむち打ち治療の期間ですが、個人差はありますが大まかな目安はあります。

むち打ちが軽症であれば3ヶ月以内に完治し、ややひどいむち打ちは3〜6ヶ月以内に症状が落ちつくケースが多いです。

かなりひどいむち打ちになると、6ヶ月以上治療をしても経過が悪かったり、将来にわたって後遺障害が残ってしまうこともあります。

大体の目安として認識しておきましょう。

むち打ちの後遺症を防ぐ通院頻度

むち打ちというのは適切な治療をしていけば、かなりのケースで症状を大幅に軽減させることができます。ただ、治療頻度が少なければむち打ちの症状はなかなか良くなりません。

私の経験上、むち打ちを改善させるには週に3〜4回程度の治療が必要だと考えています。少し大変だと思うかもしれないですが、首の痛みや頭痛などを残さないために必要なことです。

もちろん、かなりひどいむち打ちであればさらに治療頻度を増やす必要もあります。これは容易に想像ができると思いますが、軽症なむち打ちであっても頻繁な治療が必要なことが多いです。

それは、むち打ちの特徴として「我慢できる鈍痛が長く続く」というものがあるからです。

そのため、「痛みが強くないからすぐ治る」と勘違いしてしまい、あまり治療をしない被害者の方が多く見られます。

実は、むち打ちで後遺症を残してしまう方の一定数は軽症の方です。このようなことから、むち打ちが重症な方は絶対に高頻度で治療が必要ですが、軽症であっても週に3〜4回ほどの治療をした方がいいでしょう。

むち打ちちの重症度を絶対に自分で判断してはいけない

ここまで書いた通り、むち打ちの治療期間は個人によって大きく異なります。また、むち打ちの重症度は非常にわかりにくいため、被害者の方が自分で判断するのは難しいです。

そのため、絶対に自分だけでむち打ちの状態を判断してはいけません。少しでも首のまわりに違和感などがあれば、必ず専門医に相談しましょう。

むち打ち治療はいつまでできるのか?

交通事故で負ったケガは保険会社が治療費を補償してくれることがほとんどです。ただ、治療費をいつまで補償してもらえるか不安に思う被害者の方が多く見られます。

むち打ちの場合、「医師の診断」「事故発生状況」「車体の損傷度」などを参考にして治療期間を決めていきます。

最も多いのは3〜6ヶ月程度になり、軽症なら3ヶ月前後・重症なら6ヶ月前後という認識で問題ありません。

治療期間の決定権は全て保険会社にあるのではなく、保険担当者・医療機関側・被害者の意見をもとに相談してきめていきます。

このとき、「痛みがあれば治療費を補償してもらえる」と考えている方もいます。結論から言いますと、これは間違いです。

むち打ちのように「骨に異常がないケガ」は長くても6ヶ月になることがほとんどになります。それは、過去の裁判例からこのような目安が設けられているからです。

非常に理不尽ではありますが、むち打ち治療の期間には限りがあることを知っておきましょう。

医師の診断が重要な理由

むち打ちが完治せず、まだまだ治療期間が必要なときは医師の診断が非常に重要なものとなります。なぜなら、交通事故では医師の診断を基準に、むち打ち治療の必要性を判断していくからです。

そのため、いくら被害者が痛みを訴えても、医師が治療の必要性を保険会社に主張してくれなければ補償が打ち切られてしまいます。

このようなことから、不当な治療期間にならないためにも交通事故発生後から通院する整形外科選びは大事です。

整骨院でも治療できますが診断権は医師しかないため、必ず整形外科を併用しておかなくてはなりません。

こういった背景から、むち打ち治療を継続していくときは月に1・2回程度でもいいので、医師の診察を受けてむち打ちの症状を伝えておきましょう。

もし、交通事故後の整形外科選びで困っていましたらShin整骨院までご相談ください。当院と併用可能な整形外科をご紹介させていただきます。

むち打ちの治療を打ち切りにするとき

交通事故の補償は期限があるため、むち打ちが完治していなくても必ずどこかで治療を打ち切ります。ただ、注意しなければならないのは、「保険会社が一方的に治療終了を告げてきた」という場合です。

保険会社が治療打ち切りを提案する場合、妥当な治療期間ではないことが多いです。要は、適切な治療期間に到達する前に打ち切られるということです。

そのまま保険会社の言うことを聞いてしまった場合、泣き寝入りするリスクが高いため慎重に判断しましょう。重症なむち打ちであれば最低でも4・5ヶ月、できれば6ヶ月程度の治療期間は確保すべきです。

このようなことから、「あれ?もっと治療期間を確保できるはずでは?」と思ったときは、すぐに保険会社からの提案を受け入れないようにしましょう。

藤沢市でむち打ち治療ができる整骨院をお探しの方へ

交通事故によるむち打ちは非常に特殊で専門性の高い分野になります。また、交通事故では何かと補償トラブルが付きものです。

むち打ち治療の例で言いますと、「治療期間」です。むち打ちで後遺障害を残さないためには的確な治療はもちろんですが、適切な治療期間を確保することも同じくらい重要です。

また、むち打ちの重症度や治療頻度の判断など、状況に応じた細かな対応が必要不可欠になります。そのためには交通事故に関する知識を持ち合わせた医療機関に通院しなければなりません。

当院は藤沢市のなかでも交通事故に特化している整骨院です。もし、むち打ちを発症してしまった場合はすぐにShin整骨院までご相談ください。

あなたのむち打ちを改善させるようサポートさせていただきます。

施術中・カウンセリング中は電話に出る事ができません。その際は必ず折り返しさせていただきます。

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